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生成AIを業務に入れるとき、
効くのは「止める条件」の設計です。

作る速さより、「何を機械で弾き、どこで止めるか」。個人で作って毎日運用している制作ラインの記録です。 数値はすべてログからの実測で、母数と期間を併記しています。

ケーススタディ

動画制作ラインを無人化し、「迷ったら止める」品質チェックで運用

解説動画チャンネルについて、題材選びから台本・音声・動画化・投稿までを毎朝自動で実行しています。基準に届かない原稿は公開せず作り直し、上限に達したらその日は1本も出さずに止まります(fail-closed)。止まった後に原因を突き止めて直すところまでを運用に含めています。

  1. 1 題材を選ぶ 話題とネタをAIが探す
  2. 2 台本を書く AIが原稿を作る
  3. 3 3つのチェック ダメなら作り直し ✕ 不合格 → 作り直し 3回ダメならその日は止める
  4. 4 声をつける 音声合成
  5. 5 動画にする 映像と字幕を合成
  6. 6 投稿する YouTubeへ自動投稿
毎朝6時に自動でスタート。お金がかかる「動画にする」工程の手前にチェックを置いているので、止まっても費用はかかりません。

43日間の稼働記録

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自動で稼働 39日 自分で止まった日 2日 実行なし 2日 2026年7月1日〜8月12日(43日間)。観測期間のあとも毎日動き続けています(2026年10月時点)。

主な数字

3種類のチェックで、どれだけ止めたか

チェック314回のうち
66回を「出せない」と判定

原稿78本に対して。5回に1回は公開前に止めている計算です。

トラブル事例:7月31日、公開が止まった日

  1. 朝 動画が出てこない

    朝の自動実行で本編が公開されず、続く短い動画も動かなかった。

  2. 原因 チェックが3回続けて不合格

    文体チェックで「つかみが弱い」×2、「締めが説教くさい」×1。作り直しの上限(3回)に達し、設計どおり自動で止まった。

  3. 損害 なし

    動画を作る前(お金がかかる工程の前)で止まったため、費用は発生していない。

  4. 復旧 その日のうちに公開

    原因を特定して原稿を直し、作り直し0回で公開まで戻した。

  5. 再発防止 作る側のルールを2つ追加

    「1行目に驚きを置く」「説教型の締めを使わない」。チェックの基準は下げていない。

設計で考えたこと

AIにAIをチェックさせるとき、1票では信用できない

文体チェックは3つのAIの多数決にしています。測ってみると、AI1つの判定はかなりブレることが数字に出ました。

AI-A AI-A' AI-B
2票以上「OK」→ 公開へ 票が足りない・取れない・配線ミス → すべて止める

同じ系統のAI 2つ+系統の違うAI 1つ。迷ったら「通さない」側に倒します。

22.2%

同じAIに同じ原稿を渡しても、判定が割れた割合
36回中8回。AI1つの判定だけでは、5回に1回は結果が変わる

47.2%

3つのAIの判定が全部そろった割合
36回中17回。半分にも届かない

運用して分かったこと

他の人が引き継げるか

使っている技術

この実績の限界

ほかに作ったもの

AIで開発した、誰でも使える小さなアプリ

AI活用の事例をもとに、暮らしに役立つWebアプリを1本ずつ作って公開しています。

アプリ一覧を開く ↗ 登録不要・無料。データはお使いの端末の中だけに保存されます。

連絡

実際のチャンネルや判定ログの全文は、メール認証付きの限定ページでお見せできます。ご希望の方はご連絡ください。

応募・ご紹介の経路からご連絡いただいた場合は、そちらに返信します。